この展覧会は終了しました
8月6日(土)から9月11日(日)まで
「斎藤純と旅する ぶらり北緯40°」展を開催します。
当館では美術展だけでなく地域に根ざした博物館的な展示も
継続して行なってきました。
本展では、当館芸術監督で作家の斎藤純による
北緯40°オートバイツーリング紀行を展示し、あわせて
芸術監督の視点で選んだ、
北緯40度のまちの文化・風土を体現する実物資料等を紹介します。
北緯40度という広域の文化風土を俯瞰することで、
地域や郷土への思いを深めていただければ幸いです。
【芸術監督・斎藤純からのメッセージ】
岩手町が「北緯40度のまち」であると意識するようになったのは、
石神の丘美術館の芸術監督に就任してからのことです。
本展は、岩手県普代村から秋田県男鹿市まで北緯40度上の12の市町村を旅しながら
見たり聞いたり考えたりしたことを視覚化したもので、
観光案内でもタウンガイドでもなく、きわめて私的な内容です。
北緯40度の市町村は共通した問題を抱えていました。
TPPによる第一次産業の不安、急速な人口減少と小子高齢化などです。
その一方で、訪れたそれぞれの土地には多様な文化があり、
均一化が進む中にあって今なお地方色を強く残していることに心強さを覚えました。
石神の丘美術館はアートを通して地方の文化を発信してきました。
この姿勢に間違いがなかったこと、
石神の丘美術館のような存在がますます求められるだろうことを
北緯40度を旅する中で確信しました。
この地道な活動が、いずれは「価値観の転換」を促し、
都市への一極集中と文化の均一化に一石を投じるに違いありません。
【斎藤純 在館日予定】
【書き下ろしエッセイ付】
本展入場券には、当館芸術監督で作家の斎藤純の書き下ろしエッセイ
(なんと20頁の冊子!)がついています。
見て、読んで、40°線の旅をお楽しみください。
■エッセイの販売について■(8.12送料金額を訂正しました)
遠方など、会場にお越しになれない方には
エッセイの郵送での販売もたまわります。
冊子の代金300円に
送料(切手代/1冊の場合140円、2?3冊の場合250円、それ以上の時はお問い合わせください)
を足した額を美術館まで現金書留にて送付ください。
*展覧会関連行事*
■南部家第46代当主・南部利文氏 講演会
8月27日(土) 14:00?15:00 美術館ホール(聴講無料)
■北緯40°市町村名スタンプラリー
当館屋外展示場を散策して12個のスタンプをあつめて
北緯40度市町村の名前を完成させよう。
■北緯40°フェア
道の駅連携事業として隣接する道の駅「石神の丘」では、
期間中、北緯40度市町村のご当地サイダーをあつめたフェアを開催します。
レストラン「石神の丘」でも展覧会関連メニューを期間限定で提供します。
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この展覧会は終了しました
【2016希望郷いわて国体・いわて大会 文化プログラム事業】
斎藤純と旅する ぶらり北緯40°
会 期: 2016年8月6日(土)?9月11日(日)
開館時間:午前9時から午後5時(入場は4時30分まで)
休 館 日: 毎週月曜日 ※8/15(月)は臨時開館します
会 場: 岩手町立 石神の丘美術館 企画展示室
入 場 料: 一般 300円/大・高生 200円/中学生以下無料
* 20名様以上の団体は2割引
* 75歳以上の方は5割引
* 障害者手帳をお持ちの方は無料、介助者(1名)は5割引
*【町民割引】 町民であることを受付に提示すると2割引
*【レシート割引】 道の駅「石神の丘」(産直、レストラン)の500円以上のレシート
(500円ごと1名、当日のみ有効、合算可)を受付に提示すると2割引
* 上記入館料割引制度は併用することはできません
* 上記料金で屋外展示場もご覧いただけます
主 催: 石神の丘美術館/岩手町/岩手町教育委員会/?岩手町ふるさと振興公社
模型制作協力: 盛岡情報ビジネス専門学校
協 力:マックスフリッツ、(株)SHOEI