2014年3月8日(土)より
企画展示室では、毎年恒例となっている
岩手町で発掘された土器などを紹介する展覧会を開催します。
岩手町では現在、220余り遺跡が登録されています。
そのほとんどが縄文時代の遺跡です。
縄文時代は今からおよそ12000年前から2300年前にあたります。
この時期は6つの時期にわけることができます。
各時期に相当する町内の主な遺跡は次のとおりです。
約12000年前 【草創期:土器の使用が始まる】
約10000年前 【早期:小集落を形成しはじめる】
・四本木遺跡
・上境田遺跡
約6000年前 【前期:大規模なムラができる】
・倍田?遺跡
・秋浦?遺跡
約5000年前 【中期:集落の規模が拡大、人口が増加する】
・秋浦?遺跡
・黒内?遺跡
・黒内?遺跡
・倍田?遺跡
約4000年前 【後期:配石遺構・祭祀遺構が増加する】
・上境田遺跡
・東の沢遺跡
・高梨遺跡
・川口?遺跡
・川口?遺跡
約3000年前 【晩期:呪術的な遺物が増加する】
・どじの沢遺跡
・豊岡遺跡
・黒内?遺跡
約2300年前
今回の展覧会では、「北上川上流域の縄文文化?」として
岩手町で出土した縄文土器の形や文様に注目した展示を行います。
写真右から2番目の
高梨遺跡出土の遮光器土偶も展示されますよ。
およそ1万年から2300年前の生活へ思いをはせてみませんか。
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第14回岩手町埋蔵文化財展
北上川上流域の縄文文化?
?岩手町の縄文土器の変遷をたどる?
会期:3月8日(土)?30日(日)
開館時間:9:00?16:00
休館日:毎週月曜日
観覧料金:無料
【主催・問い合わせ先】
岩手町教育委員会 社会教育係 電話/0195-62-2111(内線343)
●ホールでは、写真や資料で岩手町の歴史をふりかえる
「岩手町の記憶コレクション
芸術監督 斎藤純と沼宮内 ?屋号・石橋の人々?」
を開催します。ぜひあわせてごらんください。