石神の丘美術館では、
春と秋に友の会主催の「野鳥観察会」が行われています。
当館の屋外展示場では、
たくさんの野鳥の声を聞いたり、観察したりできるんですよ。
ガイドをしてくださるのは
日本野鳥の会盛岡支部の中村さんと柴田さん。
鳥のことだけでなく、自然や植物のことを
いろいろ教えてくださいます。
これは、「コナラ」と「ミズナラ」の葉っぱを比べてみているところです。
変わった形の実と種を発見。
なんの植物かわかりますか?
これは「シラネアオイ」の種です。
薄い羽がついたような形で、枝が揺れたりすると
ひらひらと種が飛ぶ仕掛けになっています。
真っ赤な実は「ガマズミ」。
鳥たちの食糧になります。
参加したみなさんがみているのは、、、
カラマツの木です。
このあたりにはたくさんの鳥が集まっていました。
松ぼっくりがたくさんついているので、
その種子をたべにきているようです。
残念ながら、この写真では鳥の様子は伝わりにくいですね。
屋外展示場をゆっくり1周したあとは、
工房棟にもどり、
芋の子会をしながら、
今日見た鳥、声を聞いた鳥をまとめました。
今回は15種の鳥に出会うことができました。
友の会が主催する「野鳥観察会」は年2回ほど開催されています。
参加者には、
友の会副会長でイラストレーター・武田吉孝さん制作の
ポストカードのプレゼントもあります。
次回はぜひご一緒にいかがですか。