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春の花紹介

ここ最近、初夏の陽気が続く石神の丘では、
次々に山野草が咲きはじめています。
それまでは、土色だった地面も木々も
一気に若緑色におおわれつつあります。

今、咲いている花を少しご紹介します。

山野草は、園芸用の花とは違って
小さかったり、色も控えめだったりしますが、
山で出会うとその可愛らしさにきっと魅了されると思いますよ。

5/1カタクリ

「カタクリ」
春だけ地上に姿を現し、花が終わるとやがて葉も茎も枯れ、
夏にはすっかり地上から姿を消してしまいます。
このような性質をもつ植物(カタクリ、キクザキイチゲ、フクジュソウなど)
のことを「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」とよぶそうです。
可憐な姿もあいまって、ぴったりの言葉ですね。

5/1キバナカタクリ

「キバナカタクリ」
アメリカやカナダの山地に自生するものが、
日本に園芸用に入ってきたものだそう。
「セイヨウカタクリ」、「ヨウシュカタクリ」ともよばれます。

5/1シラネアオイ

「シラネアオイ」
以前にもブログでつぼみの状態をお知らせしましたが、
今はちょうど満開になりました。薄紫色がきれいです。
屋外展示場の石神山山頂へ至る階段付近に群生しています。

5/1イカリソウ

「イカリソウ」
シラネアオイの群生の近くの階段をのぼると
標高326mの石神山山頂です。
山頂付近には、花の形(船のイカリに似ている)、葉の形(ハート型!)が
印象的なイカリソウが群生しています。

5/1オキナグサ

「オキナグサ」
美術館ギャラリーの近くでは、
ビロードでつくられているかのような花が咲いています。
花が終わった後、フワフワのひげにおおわれた種も
ちょっとかわっていて面白い花です。
ひげのような種ができるから
「オキナ:翁(おじいさん)グサ」とよばれるのですね。

ほかにも、

5/1スイセン

「スイセン」

5/1シバザクラ

「シバザクラ」

5/1レンギョウ

「レンギョウ」

5/1ユキヤナギ

「ユキヤナギ」

5/1スミレ

「スミレ」

5/1タラボ

「タラボ(タラの芽)」
おいしそう!?

日ごとに花が増え、緑が増える石神の丘です。
GWには石神の丘で屋外散策はいかがですか?
彫刻作品と美しい自然景観が楽しめますよ。

館内企画展示室では
4/28より「長谷川誠展 白い森の足跡」が好評開催中です。
ぜひあわせてご覧ください。

 

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開館時間・休館日

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(入館は16時30分まで)
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