『コミックいわて2』の発売日が迫ってきましたので、
再度このコミックについて掲載します。
2011年1月に
岩手県と岩手日報社が共同で出版した『コミックいわて』。
岩手ゆかりの漫画家が岩手ゆかりのストーリーを描いた
岩手尽くしのコミックは、
「岩手県知事責任編集」との帯も話題になりました。
2012年2月16日の岩手県知事の記者会見では、
第2巻目となる『コミックいわて2』が
平成24年3月30日(金)に全国発売されるとの発表がありました。
第1巻目『コミックいわて』の発売については、
こちらでも過去にお知らせいたしました。
第2巻目『コミックいわて2』の詳細については、
岩手県のホームページをご覧ください。
『コミックいわて2』の執筆陣は以下のとおりです。
(敬称略/50音順)
麻宮騎亜
飛鳥あると
池田文春
池野恋
小坂俊史
佐佐木勝彦
さいとう・たかを
そのだつくし
田中美菜子
地下沢中也
月子
とりのなん子
三田紀房
吉田戦車
岩手出身・在住・ゆかりの作家14名の作品のほか、
応援イラストなども掲載されるそうですよ。
ところで、
なぜ、美術館のブログでこの本をご紹介しているのかといいますと、
『コミックいわて』、『コミックいわて2』出版のきっかけの一つとして、
当館と萬鉄五郎記念美術館が共同で2009年夏に開催した展覧会
「マンガ百花繚乱 ―いわての漫画家50の表現―展」があるからなのです。
2009年7月18日から9月6日まで開催したこの展覧会では、
2つの美術館を会場に
岩手県出身・在住、ゆかりの漫画家53名の作品748点を
◆世代別マンガの楽しみ(会場:萬鉄五郎記念美術館)、
◆マンガにみる〈岩手〉(会場:石神の丘美術館)、
◆個性派マンガ(会場:石神の丘美術館)
と3つのテーマにわけ紹介し、
岩手県出身・在住、ゆかりの漫画家の数、
その作品の多様さを多くの方に知っていただく機会となりました。
この展覧会は岩手県知事もご覧になり、
その後、マンガを活用した地域振興のため、
県庁内に「マンガプロジェクトチーム」が発足。
そして、事業の一つとして、『コミックいわて』の発売となったのです。
ということで、当館のブログでも
『コミックいわて』を紹介させていただいたのでした。
ちなみに、『マンガ百花繚乱展図録』は、若干の在庫がございます。
これは展覧会終了後に完成した図録で、
石神の丘美術館と萬鉄五郎記念美術館でのみ販売しております。
ご希望の場合、郵送での販売も承りますので、
お気軽にお問い合わせください。
(石神の丘美術館 電話/0195-62-1453)
図録の詳細は次のとおりです。
企画展「マンガ百花繚乱?いわての漫画家50の表現?展」図録
テーマ? 世代別マンガの楽しみ
?少年のあこがれ
?少女の夢
?大人だってマンガ!
テーマ? マンガにみる「岩手」
テーマ? 個性派マンガ
?4コマのあじわい
?「ガロ系」を知っていますか
?新しい表現スタイル
収録作家 (敬称略/50音順)
飛鳥あると
穴久保幸作
天沼俊
五十嵐大介
池田文春
池田貢
池野恋
いまぜき伸
内村月子(月陽)
小桜池なつみ
奥友志津子
小田ひで次
鴨沢祐仁
神田ジョセフィーヌ
菅野修
菊地かまろ
こしたてつひろ
後藤寿庵
さいとう・たかを
佐香厚子
佐佐木勝彦
佐藤智一
佐藤良治
すみれいこ
瀬川サユリ
そのだつくし(唐夢千代)
高橋広
高室弓生
田中美菜子
田辺節雄
地下沢中也
ちばこなみ
千葉利助
つづき春
とりのなん子
中嶋まこと
ながやす巧
七草セリ
にざかな(かな)
のなかみのる
畠山耕太郎
馬場のぼる
原哲夫
藤井勉
藤枝とおる
藤野耕平
未影
三田紀房
村上もとか
門馬もとき
吉田戦車
吉田光彦
○岩手出身・在住、岩手ゆかりの漫画家53名の作品およそ750点を掲載
○岩手県北上市出身の精神科医・評論家 斎藤環氏によるテキストつき
○巻末に作家略歴、出品目録つき
B5判 360ページ
1冊:2800円(税込)