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実習生日記1 プリン同盟10周年記念展の紹介 展示室編

 こんにちは。
今月16日から博物館学芸員実習生としてお世話になっている、専修大学4年の近藤安里(こんどうあんり)と申します。

 私からは現在、石神の丘美術館の屋内展示場で開催されている「プリン同盟 10周年記念展」について紹介させていただきます。

 展示室に入っていただくとまず目に飛び込んでくるのは、小野英治さんが出展されている「ENDLESS PUDDING」です。

こんな高さにまでプリンを積み上げることができたら・・・ギネスに認定されそうですね。

 すぐ隣には、プリン同盟の会長である三河渉さんの「バベルのプリン」が展示されています。

プリン版バベルの塔・・・まさに名画です!!
 このように世界の名画や偉人とプリンをかけて描かれている作品も多いので、とても興味深いです。

 ゆっくりと奥の方へ進んでいただくと、千葉勉さんの作品「ぷりん天」が展示されています。
プリンに乗っかっているのは、大黒天に近い神様だそうです。
ちゃんとお金も周りに置かれています。ご利益がありそうな気がしますね。
ぜひ皆さんも手を合わせてみてはいかがですか?

 プリン展にはたくさんの絵画も出展されており、その中から麻生知子さんの「プリン風呂」を紹介します。

どうですか、このシュールさ!!なんだか心がほんわかしてきませんか?
他にもたくさんの見ごたえある作品が展示されていますので、ぜひお気に入りの1枚を見つけてみてください。

 たくさんのお人形も展示されています。
こちらは鎌田紀子さんの作品「プリンねこ」、「スイングプリンちゃん」、「とりっこプリンちゃん」です。

なんとこの3作品、音が出るんです!!
スイングプリンちゃんは歌を歌うんですよ。唇も震えたりして、とてもリアルです。

 また、多くの発明品も展示されています。
こちらは三河渉さんの作品「ジャンプリン台」です。

実際に実験をして、本当にプリンが飛んだそうです。ぜひ見てみたいですね。

 今回の特別展示は浅倉伸さんの提供による「プリンのミイラ」です。

プリンもミイラになるんですね・・・とても歴史を感じる作品です。

 また、手芸品もたくさん展示されています。
前田桂子さんの「プリンのパッチワーク」など、細かな作業が光る作品も多いです。

 そして今回の企画展の目玉は、誰でも貼れて誰でも参加可能な、シールで作る巨大プリンです。

すべて来館していただいた方々によって貼っていただいたシールでできているんです!!
包装用のプチプチに1枚1枚シールを貼り付けていきます。
こんなに大きいんですよ!!皆さんもぜひシールを貼って、巨大プリンを完成させてみてください。

 端の方に写っているのは、鎌田紀子さんの作品「大きいプリンちゃん」と前田桂子さんの作品「自給自足ガエル」です。

 このように面白い作品が数多く展示されていて、とても楽しめる企画展になっています。
皆さん、ぜひ来てみてくださいね。

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開館時間・休館日

◆開館時間
9時~17時
(入館は16時30分まで)
◆休館日
・毎週月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日/臨時開館の場合有り)
・年末年始(12/29~1/3)

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