「岩手町の記憶コレクション」は、
町のみなさんからおよせいただいた古い写真や資料を
美術館ホールで紹介する小さな展覧会です。
今回は、岩手町の町技「ホッケー」がはじまった頃、
昭和40年代の写真や資料を紹介します。
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岩手町の町技「ホッケー」。
そのはじまりは、1966(昭和41)年7月、岩手県初の国民体育大会(第25回大会)、
通称「岩手国体」の開催決定にともない、岩手町がホッケー競技の会場地に選ばれたことにあります。
当時ホッケー競技は町民にも県民にもよく知られておらず、
岩手町では同年10月に役場の若手職員による本県初のホッケーチームを発足、
翌年には沼宮内高校男女ホッケーチームが誕生し、未知のスポーツに挑戦しはじめました。
長年にわたるさまざまな取り組みによって、
今では、ホッケー競技は子どもたちからお年寄りまで幅広い世代に普及し、
町からは小沢みさきさん(北京五輪ホッケー女子日本代表)、
田中泉樹さん(ロンドンオリンピックホッケー女子日本代表)らオリンピック選手も輩出しています。
もうすぐ本県が開催地となる2度目の国民体育大会「希望郷いわて国体・希望郷いわて大会」がはじまります。
今回の記憶コレクションでは、昭和40年代、岩手町でホッケーがはじまった頃の写真や資料を紹介します。
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岩手町の記憶コレクション
~町技「ホッケー」のはじまり~
会期:2016年8月6日(土)?9月11日(日)
会場:石神の丘美術館ホール
観覧料金:無料