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中村太樹男展 遠くて近い 物語のはじまるところ 4月19日~6月1日

この展覧会は終了しました

 中村太樹男展 
 Nakamura Takio 1992-2014 WORKS 
 遠くて近い 物語のはじまるところ

1964年、岩手県盛岡市生まれの中村太樹男(なかむら たきお)は、
20代前半から独学で作品制作を続けてきました。

初期から現在に至るまで、中村の作品には印象に残る不思議な一場面、
謎めいた仕草の登場人物たちが描かれています。
見たことがないはずの作品世界にどこか親しいものを感じるのは、
いつか夢のなかでたどりついた、あるいは白昼に想像した世界が
そこに現れているからなのでしょうか。

いくつものスケッチや短い言葉、時には鏡の前で自ら複雑なポーズをとりながら、
制作は夜にすすめられるのだといいます。
夜の空気を吸った作品には、物語の種とでもいうべきものが
植えられているようです。
中村の作品と向き合うとき、鑑賞者は作品世界の住人となり、
自由に物語の種を育てはじめることになるでしょう。

今回の展覧会では、個人コレクターの協力を得て、
タブローだけでなく立体作品、ドローイングも含め
初期の作品から最近作までを展観します。

また、同時期、美術館ホールでは〈中村太樹男の世界を写す〉と題して
大谷広樹写真展を開催します。
中村と交流のある写真家・大谷広樹が撮影した、中村太樹男の立体作品、
そして画家自身をモデルにした写真には、
大谷のフィルターを通した中村太樹男の作品世界が表現されています。
この機会に中村太樹男の世界を存分に味わっていただきたいと思います。

【関連行事】
●4月19日(土) 午後1時30分?/美術館ホール(聴講無料)
三者対談 
中村 太樹男(画家)×大谷 広樹(写真家)×斎藤 純(当館芸術監督)

「中村太樹男の作品世界のヒミツ」について三者が語ります
対談終了後、午後3時から、石神の丘美術館友の会が主催する
作家を囲んでのティーパーティを開催します。
終了しました

●5月4日(日) 午後1時?午後3時/美術館工房棟
「物語の種を探そう〈墨〉と〈塩〉と〈鉛筆〉でドローイング」  

終了しました

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会  期:2014年4月19日(土)?6月1日(日)
開館時間:9:00?17:00(入場は16:30まで)  
休 館 日:毎週月曜日 ※4/28(月)、5/5(月)は開館します
○4/19は開場式を行うため、正午より一般公開いたします 
○本展チケットで屋外展示場もご覧いただけます
○20名様以上の団体は2割引、75歳以上の方は5割引となります
○岩手町民の方は保険証などを受付に提示すると2割引きになります 
○障害者手帳の交付を受けている方は無料、介助者〈1名)は5割引となります 
 

追記
4月19日[土]午前11時から会場式が行われ、
テープカットの後、開場、展覧会のスタートです。

中央 中村太樹男さん(出品作家)
右  大谷広樹さん(ホール展出品写真家)
左  民部田幾夫館長 岩手町長

午後1時30分からは
「中村太樹男の作品世界のヒミツ」と題し
中村太樹男さん(左)と当館芸術監督 斎藤純(右)がお話をしました。

途中からホール展示出品写真家 大谷広樹さん(左)にもご参加いただきました。
作品制作秘話に会場は大いに盛り上がりました。

その後は展示室で中村さんにお話しいただき、
友の会が主催するティーパーティとなりました。

中村さんの高校時代の同級生、ボクシング仲間、
県内外のファンの方々、そして美術館友の会のみなさん・・・
たくさんの方にお越しいただき、華やかなスタートとなりました。

 

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開館時間・休館日

◆開館時間
9時~17時
(入館は16時30分まで)
◆休館日
・毎週月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日/臨時開館の場合有り)
・年末年始(12/29~1/3)

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