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開館20周年記念展 水墨画家 王 子江展 被災地の復興を祈って 6月8日~7月28日

 

1993年7月2日に開館した岩手町立石神の丘美術館は、
本年開館20周年を迎えます。

開館記念展として、「水墨画家 王 子江(おう すこう)展」を開催します。

岩手町と同じ北緯40度に位置する中国・北京市で1958年に生まれた
王 子江は、国立北京芸術学校を卒業後、30歳で来日し、以後、日本を活動の拠点としています。

代々画家と文人を輩出した家系にあって、王は伝統的な水墨画の世界に幼いころから親しみ、
そこに洋画や障壁画の技法を加えた現代的な作品を発表してきました。

作品は、国立中国美術館(北京市)ほか姫路市、茂原市立美術館(千葉県)、
薬師寺(奈良県)、出雲大社(島根県)、如来寺(兵庫県たつの市)などに収蔵されています。
また、来日しての活動および、ふるさとでの凱旋展はNHKテレビでのドキュメンタリー番組
などによって広く知られています。

2012年、王は、東日本大震災によって変わりはてた釜石市、大槌町を訪れ、
追悼と希望を託した作品の制作を行いました。
大槌町では、子どもたち10名余と共同制作を行い
20mにもおよぶ大作《吉祥如意図》を完成させました。

本展では、王 子江の代表作のほか、釜石市・大槌町で制作した作品、
さらに開館20周年を記念し、岩手町立浮島小学校の全校児童13名と
作品を共同制作し展示します。

大槌町の子どもたちと制作した20mにもおよぶ大作《吉祥如意図》と王氏
(撮影・水越洋子)

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会   期:2013年6月8日(土)?7月28日(日)
開館時間:9:00?17:00(入場は16:30まで)  会期中無休
観覧料金:一般500円/大・高生300円/中学生以下無料

○6/8は開場式を行うため、正午より一般公開いたします 
○本展チケットで屋外展示場もご覧いただけます
○開館記念日7月2日は全館無料です
○岩手町民の方は町民割引(2割引き)になります
○20名様以上の団体は2割引、
 75歳以上の方、障害者手帳の交付を受けている方は5割引になります 

【会期中のイベント】
■プレイベント 岩手町の児童との共同制作   終了しました
 6月7日(金) 13:30?15:00 美術館ホール 観覧無料
 岩手町立浮島小学校全校児童13名と作品を共同制作します
 共同制作の様子を公開します

■ギャラリートーク  終了しました
 6月8日[土] 13:30? 美術館ホール 聴講無料 展示室を見学する場合は要観覧券
 作品について、制作について作者がお話します
 聞き手は当館芸術監督 斎藤純がつとめます

■ワークショップ 水墨画に挑戦  申し込み受け付け終了しました
 6月23日[日] 13:00?15:00 美術館工房棟 参加無料・定員20名 
 水墨画の基礎的な技術を、王 子江さんに教えていただきます
 参加希望の方は、6月14日までに美術館へ申し込みください
 応募多数の場合は抽選になります

過去の記事

開館時間・休館日

◆開館時間
9時~17時
(入館は16時30分まで)
◆休館日
・毎週月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日/臨時開館の場合有り)
・年末年始(12/29~1/3)

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