屋外展示場を散策すると
不思議な形にたくさん出会いました。
いくつかご紹介します。
暑い日が続きますが、
自然観察も面白いですよ。
時間帯によって異なるセミの声も楽しめます。
「ネジバナ」
芝生の中ににょきにょきとのびているのは「ネジバナ」
ピンク色の花をよく観察してみてください。
その名のとおり、小さな花がねじれたように(らせん状に)咲いています。
「マゴジャクシ」
まるで漆塗りのようなツヤツヤとした黒色が特徴のキノコ。
薬能があるとされる「万年茸(マンネンタケ)/霊芝(レイシ)」の仲間です。
最初は、黒い棒状ですが、成長すると黄褐色のカサを広げます。
この形が杓子に似ていることから名付けられたのでしょうね。
「ホオノキの実」
ちょっとこわいような、大きな実が園路におちていたら、
それはホオノキの実です。
時には30?40cmほどのにもなる大きな葉をつけるホオノキ(朴の木)、
朴葉焼き・朴葉寿司など昔から人間の生活にも利用されてきました。
初夏には甘い香りのする大きな白い花を咲かせます。
熟すと中から真っ赤な実がでてきます。
「ヤマボウシの実」
いぼいぼのサクランボ?
初夏に真っ白な花(白く花のように見えるのは本当はガクなのだそう)を咲かせていた
ヤマボウシは今、こんな実をつけています。
今はまだ緑色ですが、熟すとオレンジ?赤色になります。
熟した実は食べることができます。南国の果実のような甘みがあります。
「エゴノキの実」
枝からぶら下がるようになっているのは、
「エゴノキの実」です。
この実にはえぐ味があるため「エゴノキ」というのだとか。
青白い色の実は、まるで電球みたいです。
「ブルーベリーの実」
フリルがついたような形の実は、ご存じブルーベリーの実です。
屋外展示場の北側には、岩手町の特産のひとつ
ブルーベリーがたくさん植えられています。
今年は、実のつきが大変よく、実の重さで枝がしなるほどです。
屋外散策の際には、よく色づいたものを味見してみてくださいね。
(観光農園とは異なりますので、お持ち帰りはいただけません)