まだまだ風は冷たいのですが、
ここ石神の丘でも、
ようやく春らしさを感じられるようになってきました。
屋外展示場で見つけた、小さな春をご紹介します。
こちらはスイセン。花が咲くまではもう少しかな。
フキノトウ
淡い緑がとてもきれいです。
美味しそう!?でもありますよね。
ユキヤナギの新芽
五月の連休には小さな白い花をたくさんつけます。
薄紫色の花びらを揺らしているのは、
キクザキイチゲ。
春一番に咲く花です。
キクザキイチゲやフクジュソウのように
春先に花を咲かせ、花後に葉を広げ栄養を蓄え
夏以後は地中で密かに次の春を待つ植物のことを
《スプリング・エフェメラル》と呼びます。
日本語にすると「春のはかないもの」
あるいは「春の妖精」とでもなるでしょうか。
毎年、春一番にこの花を見ると
いつもこの言葉をを思い出し、
小さくはかなげ美しさと
内に秘められた力強さを思わずにはいられません。
あなたも、春を探しにでかけてみませんか。