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博物館実習 実習生が秋深まる「花とアートの森」を紹介します

9月18日から23日まで、美術館では盛岡大学の学生さんが博物館実習中です。
*博物館実習は学芸員資格を取得するための必修単位です

実習の一環として、石神の丘美術館の見どころを美術館ブログで紹介していただくことにしました。
ぜひご覧ください。

 

 

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盛岡大学4年の吉田周平です。
幼少期から何度も訪れている石神の丘美術館で博物館実習をさせていただけているのがとても嬉しいです。

 

今回は「秋」を見つけるために、「花とアートの森」へ散策に行ってきました。
その様子を写真撮影してきたので、どうぞお楽しみください。

 

まずはくねくね坂を登りながら、「森の友達」が迎えてくれました。

 

そして森のさんぽ道を歩いていると、地面に落ちた栗を発見!森に生息するリスやウサギなどの野生動物は、実りの秋を喜んでいると思います。

 

再び歩き進めると、まっすぐ坂付近でホオズキを発見!鮮やかでとてもきれいな色をしています。

 

風の広場に到着。今日は天気がいいので、西野さんの作品越しに見事な岩手山の姿が望めました。秋晴れの空も素晴らしいですね。

 

あそびの広場に展示されている「ウミシカ」は子どもたちにも大人気。かつては町のテニスコート場に設置されており、僕にとっては最もなじみ深い作品でもあります。周囲の木々は鮮やかに色付き始めていました。

 

森のてっぺんで静かに来訪者を待つ三沢さんの「ミミズク」。周囲の森では様々な野鳥の鳴き声を聞くことができました。野鳥たちも秋の訪れを喜んでいるのでしょう。

 

空の広場より。姫神山を見据える「シロクマ」の図。昨日の荒天が一転、今日の空は本当にきれいです。

 

リニューアル後の石神の丘美術館では、ラベンダーの季節が終わっても四季折々の草花が来館者を迎えてくれます。

 

新しい花々に惹かれるのは人間だけではないようで、以前は見ることができなかった昆虫も集まってきているそうです。今回は立派なアゲハチョウを見ることができました!

 

気温が下がり、花の元気がなくなってきた近頃、存在感が増してきたのはススキなどのグラス類。
明後日9月21日(火)は十五夜です。お月見の準備はお済ですか?

 

静かに岩手山の方向を見つめる三沢さんの「カモシカ」。荘厳な佇まいです。

 

今回の散策では様々な秋を見つけることができました。また石神の丘美術館では現在デジタルスタンプラリーを開催中です!花とアートの森をくまなく巡り、作品のQRコードを読み込んでみましょう!QRコードを読み込むと、作品の解説とともに、スタンプラリー対象の作品ではスタンプを貰うことができます。スタンプをすべて集めるとプレゼントがありますのでぜひ挑戦してみてください!ご来館お待ちしています!

 

 

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