ちょっと昔のあの頃にタイムスリップしてみませんか?
懐かしいあの時代を振り返る展覧会を開催します。
1993年に開館した石神の丘美術館は、2013年7月で開館20周年を迎えました。
野外彫刻美術館として開館した当館ですが、ギャラリーでは企画展示を継続開催し、
野外のみならず館内展示も多くの方に楽しんでいただいております。
また、この間、特に2002年のリニューアル以降、
美術館では郷土の文化やくらしを紹介する博物的内容の展覧会も開催してきました。
このたび、開館20周年の節目の展覧会第2弾として、「懐かしの昭和展」を開催いたします。
この展覧会では、玩具類、子どもを中心とした昭和の写真により当時を振り返ります。
会期は子どもたちの夏休み期間であり、お盆の帰省客が来館する時期でもあります。
若い世代には新鮮に映り、シニア世代には郷愁をさそう展示物を介し、
世代間の交流や文化の伝承を図りたいと思います。
展示内容:
●個人コレクションによる 昭和の玩具
鎌田隆コレクション(盛岡市)、川口・高田屋コレクション(岩手町)により、
昭和の玩具を展示します。
●写真展示(館蔵品) 田村淳一郎《昭和の農村》
美術館の収蔵品の中から、田村淳一郎さん(1937?2012)が
1950年代から60年代にかけて、出身地の一戸町のほか、葛巻町、岩手町で
子どもを中心とした農村の生活の様子を撮影した写真シリーズ《昭和の農村》を紹介します。
●写真展示 《穀蔵のこどもたち》
岩手川口駅からおよそ23km、山あいに位置する穀蔵(こくぞう)小中学校
(統廃合により昭和61年に閉校)の児童の様子を1960年代に撮影した写真を紹介します。
この写真は、写真家の山下芳彦さん、当時学校に勤めていた根田幸悦先生によって
撮影されたものです。
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会 期:2013年8月3日(土)?25日(日)
開館時間:9:00?17:00(入場は16:30まで) 会期中無休
観覧料金:一般300円/大・高生200円/中学生以下無料
○本展チケットで屋外展示場もご覧いただけます
○岩手町民の方は町民割引(2割引き)になります
受付に免許証、保険証などをご提示ください
○20名様以上の団体は2割引、
75歳以上の方、障害者手帳の交付を受けている方は5割引になります
展示室内のおもちゃなどを少しだけご紹介します
セルロイド製のおもちゃ
プラスチックが主流となった今では、貴重な品となりました
タンスの上などに、透明なケースに入った
お人形が飾られていた記憶はありませんか?
写真のようなポーズ人形やフランス人形も紹介しています
こちらは女優さんたちが描かれたうちわ
裏面には商店の名前が入っており
お店の広告宣伝の一環としてつくられたものです
お名前を判別することができない絵柄もありました
わかった方は教えてくださいね
駄菓子屋さんを再現したコーナーもあります
小銭を握りしめて何を買おうか悩んだ経験が
あなたにもありませんか?
なつかしのおもちゃで遊べるコーナーもあります
こま、めんこ、けん玉、だるまおとし、わなげ、おてだま・・・
こどもたちはもちろんのこと
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんにも
昔にかえって遊んでほしいコーナーです
遊び方を今のこどもたちにも教えてあげてくださいね
この展覧会は8月25日(日)まで開催しています。
ぜひ、ご家族みなさんでお出かけください。