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三浦千波さん公開制作の様子

5月3日(金・祝)から6日(月・祝)まで
美術館の展望デッキは画家のアトリエになります!


開催中の企画展
「大船渡市出身 三浦千波展
    海と山、わたしのふるさと」
関連行事として、三浦千波さんが公開制作をおこないます。

公開制作期間:5月3日(金・祝)?6日(月・祝)
時 間:10:00?15:00  ※昼食のため席をはずすことがあります

5月3日(金・祝) 午前10時10分ごろ撮影
制作はじめの様子です。

美術館の展望デッキからは沼宮内駅前と姫神山が見えます。
今回、この様子を描いていただくことになりました。

イーゼルに絵具、溶剤などが並び、
展望デッキは、アトリエに早変わりです。

10時をすぎた頃から
三浦さんが50号のキャンバスに向かいはじめました。

どんなふうに作品が生まれるのか楽しみですね。

油彩のほかグワッシュ(不透明水彩絵具)作品の制作も予定しています。

作品制作の様子はどなたでもごらんいただけますので
お気軽にお立ち寄りください。
また、このブログでも随時様子をお知らせする予定です。

5月3日(金・祝) 午後1時ごろ撮影

ひと筆おいては離れて見る、ひと筆おいては離れて見る
を繰り返しながら制作されています。

徐々に姫神山とその裾野があらわれてきました。

5月3日(金・祝) 午後3時ごろ撮影

午後から雲が広がって、時折雨もふり、
展望デッキから姫神山の姿は見えなくなりました。
本日の制作はここまでです。

刻々とかわってゆく作品に
足を留めて魅入る方も多くいらっしゃいました。

千波さんは、「ここまでは早く進むけれど、この後が大変なのよ」とも
おっしゃっています。
さて、これからどのようになってゆくのでしょうか。

明日も午前10時から午後3時まで公開制作の予定です。
ぜひおでかけください。

5月4日(土・祝) 午前10時ごろ撮影

公開制作がはじまりました。

本日の岩手日報に、昨日の制作の様子が記事掲載されたこともあり、
この制作を楽しみにお出かけくださった方もいらっしゃるようです。

今日のひと筆目。
赤みがかったベージュ色が、ぐぐぐとひかれました。
新芽のでる直前の木々の色でしょうか。

5月4日(土・祝) 正午ごろ撮影

色の厚みが増してきています。
絵具の使い方について来場された方からの質問に答える場面も。

5月4日(土・祝) 午後1時30分ごろ撮影

午後のひと筆目は空の部分に置かれました。

5月4日(土・祝) 午後4時ごろ撮影

多くの来場者に見守られながら、制作は続きました。
繰り返し会場を訪れ進み具合をご覧になる方もいらっしゃいます。

昼の画像と比べると
より厚みが増し、力強さと深みがでてきたように感じませんか?

夕方になって、三浦さんはグワッシュ(不透明水彩絵具)にも取り組まれていました。
普段から、このように
油彩の途中で水彩に取り組まれたり
また油彩にもどったり、と制作を続けるのだそうです。

明日もどうぞお楽しみに。

5.5午前

5月5日(日) 午前10時ごろ撮影

公開制作がはじまりました。

大型連休後半の3日目は、朝から雨模様です。
姫神山も雲に隠れてしまいましたが、
午後からはお天気も回復するとのこと。

本日もたくさんのご来場をお待ちしております。

5.5昼

5月5日(日) 正午ごろ撮影

徐々にお天気も回復してきました。
このまま雲が流れて、姫神山が姿をあらわしてくれるといいのですが。

5.5午後

5月5日(日) 午後5時ごろ撮影

すっかりお天気も回復しました。
アトリエとなっている展望デッキに差し込む西日が、
作品のあたたかみをより一層際立たせているようです。

5.5午後

昼の画像と比べると、ほんのり赤みが増してきたように感じます。
ひと筆ひと筆、悩みながら色をのせていく三浦さんの姿が印象的でした。

5.5午後

昨日同様、油彩の合間に水彩の作品も制作されたようです。

明日はいよいよ公開制作最終日です。
どうぞお楽しみに。

5.6午前

5月6日(月・祝) 午前10時ごろ撮影

公開制作がはじまりました。
3日(金・祝)からスタートした公開制作も、本日が最終日。

今日最初のひと筆は、キャンバスの右下。
赤みの強い茶色で、田畑を描いているのでしょうか。

5.6昼

5月6日(月・祝) 午後1時ごろ撮影

山々に囲まれた里の様子が、より明確になってきました。

5.6昼

さらに手を加えていくべきか、
それとも今の状態に留めておくべきか、三浦さんも悩んでいるよう。
当館芸術監督とも相談しながら、慎重に筆を進めていきます。

5.6午後

5月6日(月・祝) 午後3時30分ごろ撮影

ご自身の描いた絵を、少し離れたところから見る三浦さん。

作品が完成したわけではありませんが、
区切りのいい今の状態で筆をストップさせました。
4日間にわたる公開制作も、ついに終了の時間です。

5.6午後

館内で作家の方に公開制作をしていただいたのは、今回がはじめてでした。
また、三浦さん自身も公開制作ははじめてということでしたが、
多くのギャラリーに見守られながら、堂々とした描き姿を披露してくださいました。

ひとつの作品が出来上がっていく過程や、
作家さんが普段使っている画材道具などを見られる機会はそう多くありません。

公開制作中の4日間、毎日美術館に足を運び
日に日に深みを増していく絵の様子をご覧になるお客様も多くいらっしゃいました。
それほど、制作の様子は興味深く、刺激的だったのではないでしょうか。

ご来場いただいた多くのお客様に感謝申し上げます。
そして、三浦さん本当にお疲れさまでした。

なお、今回制作いただいた作品は
5月26日(日)の展覧会最終日まで展望デッキにて展示しています。
制作に使用したパレットや筆などの画材道具も、そのままの状態にしています。

ぜひご来場いただき、制作現場の様子を体感していただければと思います。

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