当館が毎月発行している小さな情報紙「石神の丘美術館通信 イシビ」にて連載中の、芸術監督・斎藤純の
ショートコラムをご紹介します。
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石神の丘美術館芸術監督・斎藤 純のショートコラム vol.152
あけましておめでとうございます。
ご報告があります。このたび令和4年度「いわて暮らしの文化特別知事表彰」をいただきました。表彰理由は「職業作家として多数の作品を発表する一方、創刊から50年を超えるタウン誌『街もりおか』の編集長を平成20年から14年以上務め、盛岡市の文化情報の発信・発展に大きく寄与するとともに、平成21年からは、石神の丘美術館の芸術監督としても活動を行い、岩手県の文芸、芸術文化の発展に大きく貢献している。」です。身に余る言葉で恐縮です。
石神の丘美術館での活動が表彰理由に挙げられていますが、これは私一人でなし得るものではありません。この機に改めて、岩手町役場、美術館スタッフ、そして来館者のみなさんに感謝したいと思います。
コロナ禍、そして海の向こうでの戦争と大変な世の中です。こういうときこそ、「心の病院」である美術館のつとめをしっかりと果たしていきたいと思っています。
本年もよろしくお願いします。