開催中の企画展
「石神の丘アートウォーク2013」関連行事として
10月13日、出品作家のひとり
南舘麻美子さんに教えていただきながら、
南舘さんが作品制作に用いる版画技法
「メディウム剥がし刷り版画」を体験する
ワークショップを開催しました。
木版画、銅版画、リトグラフ、シルクスクリーンなど
版画にはいろいろな種類があります。
今回体験する「メディウム剥がし刷り」は
凹版のひとつで、銅版画のようにプレス機をつかわずに
メディウムによってインクをはがしとる
近年生まれた新しい技法です。
今回は、スチレンボードとガムテープでつくった版に
ボールペンで描画し版をつくります。
メディウム(今回はボンドをつかっています)をぬります。
このあと、着色し再度メディウムをぬり、
紙を密着させます。
10数分乾燥させてから紙をはがすと・・・・
メディウムとインクが紙にくっついて版画の完成です!
緊張しながら剥がしはじめ、絵柄が見えたときの
参加者のみなさんの表情がすてきでした。
言葉にしてもうまく伝わらない版画技法ですが、
体験してみることで
作品が違ったように見えてくることもあるかもしれません。
南舘麻美子さん、参加者のみなさんありがとうございました。
10月19日(土)には、出品作家のひとり妻神則夫さんの
ワークショップを開催します。
紙の構成によるカードづくりをしてみませんか。
参加希望の方は、美術館受付(電話:0195-62-1453)へ
お申込みください。