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ちいさな「春」を見つけました

3月30日、
石神の丘には、まだ雪が残っています。
それでも、よくあたりを見回すと、
春の訪れを感じさせるものが見えてきます。

淡いグリーンの「ふきのとう」。「ばっけ」ともよばれます。
お隣の産直では、春の味として人気商品にもなっています。

にょきにょきとのびているのは、「水仙」。
花が咲くのはまだもう少し先のようです。

この時期、ちょっと面白いものも見つかります。
リスが松ぼっくりを食べた痕跡です。

特に食べ物が少なくなる冬場に、
リスたちは、松ぼっくりの鱗片をはがし、その根元の種を食べます。
鱗片がはがされた松ぼっくりはまるで海老フライのようにみえることから、
「森の海老フライ」ともよばれています。

上の写真では、食べ残しがあるために、
あまり海老フライのようには見えないかもしれませんね。

下の写真は、これまでに見つけた「森の海老フライ」です。

どうでしょう?
カラッと揚がった海老フライにみえてきませんか。

屋外展示場で春を探してみませんか。
どうぞ暖かい服装と雪でも大丈夫な靴でお出かけください。
 

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