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閉幕間近 石神の丘展覧会十年記展とリインカネーション展

6月23日から開催してきた
「石神の丘 展覧会十年記展」

関連展示として7月28日から開催してきた
「リインカネーション展」

どちらも会期終了日(9月2日)が迫ってきました。

これらの展覧会は、当館が2002年のリニューアルオープンより
10周年を迎えたことを記念して開催しているものです。

展示室で開催しているのは、「石神の丘 展覧会十年記展」。

展示室の入り口には、リニューアル後10年の間に開催してきた
企画展示ポスター(一部)を並べています。

また、展示室入ってすぐの場所では、
当館開館の基礎となった、
岩手町で誕生した美術団体「エコール・ド・エヌ」
の資料と団体の初期メンバーの作品

岩手町で30回にわたり開催してきた「岩手町国際石彫シンポジウム」
の資料を紹介しています。

これまで当館では岩手ゆかりの近現代美術を紹介する
企画展を継続開催してきました。
当館の企画展には、
絵画、彫刻だけでなく、版画、写真、デザイン、イラスト、マンガと
さまざまなジャンルを紹介していることにも特徴があります。

展示室の中ほどでは、
10年の間に企画展において紹介してきた作家の作品を
数点ずつご紹介しています。

少しだけ展示室の様子をお見せします。

 

2006年に企画展「大宮政郎人動説アートの世界」で紹介した
大宮政郎さんの作品。
右側の作品は、今取り組んでいる新作の《北異の化貌シリーズ》

写真奥には、今年の春に企画展を開催した、
長谷川誠さんの作品がうつっています。
写真だと白い画面しかみえませんが、実際に見てみると・・・
これは、展示室で実際に作品に向き合ったときのお楽しみです。

こちらは、2011年に
企画展「藤井勉展 ?生命と大地?」で紹介した藤井勉さんの作品。

右側の《風と潮の神話》は、
東日本大震災により被災した陸前高田のホテルに納められていた作品を
再制作(途中)のものです。
昨年の企画展開催時よりも制作が進んだ状態で、
今回も紹介させていただくことになりました。

このほか、展示室では23名の作家68点の作品を紹介しています。

美術館ホールでは、
岩手町国際石彫シンポジウム参加作家らによる
「リインカネーション展」が開催中です。

美術館開館の基礎となる活動に参加した美術家たちが
今、どのような作品をつくっているのか。
ぜひこの機会にごらんください。

どちらの展示も9月2日(日)までの開催しています。

過去の記事

開館時間・休館日

◆開館時間
9時~17時
(入館は16時30分まで)
◆休館日
・毎週月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日/臨時開館の場合有り)
・年末年始(12/29~1/3)

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