当館が毎月発行している小さな情報紙「石神の丘美術館通信 イシビ」にて連載中の、芸術監督・斎藤純の
ショートコラムをご紹介します。
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石神の丘美術館芸術監督・斎藤 純のショートコラム vol.186
毎年、この時期はスキーのことで頭がいっぱいです。今シーズンは週一回のスクールに通っているのですが、その内容が独特で、これまで習ってきたこととずいぶん違います。そのため、毎回、新鮮な気持ちでシュプールを描いています。そして、去年はできなかったことが今年はできるようになりました。この歳になると、去年はできたのに今年はできないということが増える一方ですから嬉しいかぎりです。
ところで昨年、私は武者小路千家岩手官休会会長のお役目で盛岡、東京、奈良、京都で16席の茶会・茶事に参席しました。中でも昨年は武者小路千家の開祖である一翁宗守居士350年忌という大事な年だったので、関連行事に足を運び、たくさん勉強をさせていただきました。特に10月には京都の大徳寺で大きな追善茶会が開かれ、ふだんは外からの見学しか許されない茶室で濃茶・薄茶をいただく機会に恵まれました。それは数々の茶道具の名品を直に目にし、手にする絶好の勉強の場でもありました。スキー同様、この歳になって初めての経験、それも大きな経験ができるのはありがたいことです。

2026年01月25日 Sunday







