2022年9月から岩手町地域おこし協力隊として「発酵」をキーワードに活動する笹渡繁巳さん(ささわたり しげみ/岩手町出身)は、2023年に石神の丘美術館〈花とアートの森〉から落葉などを採取し、そこからビール醸造にかかわる微生物(酵母)の取得に成功しました。
幾度かの試験醸造を経て本格的な商品化に取り掛かり、2025年2月、初の岩手町発クラフトビールが発売になります。
岩手町内各所から採取された酵母のうち、最初の販売物として醸造されるのは、石神の丘美術館〈花とアートの森〉に由来する酵母を使ったクラフトビールです。香り豊かでコクのあるペールエール(Pale Ale)とよばれるスタイルのビールは、酵母の番号に因んで〈103〉と名づけられています。
この展覧会では、笹渡さんが当館〈花とアートの森〉で行った採取活動やその成果、ビール醸造に至るまでをパネルと実物資料で紹介します。
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ホールの小さな展覧会
石神の丘の枯葉からビールができるまで
~岩手町発クラフトビール〈103〉の誕生~
会期:2025年2月22日(土)~4月6日(日)
会場:石神の丘美術館ホール
【観覧無料】
主催:石神の丘美術館/岩手町/岩手町教育委員会/㈱岩手町ふるさと振興公社
企画協力:笹渡 繁巳(岩手町地域おこし協力隊/いわてまち発酵工房)
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2月23日(日)、岩手町地域おこし協力隊・笹渡繁巳さんと岩手町みらい創造課が主催する
岩手町クラフトビールのお披露目会が開催されます。
お披露目会の参加については、下の案内をご覧の上、お申し込みください。