9月27日(土)より石神の丘美術館では、
「高橋克彦 一人六人展」を開催します。
1947年、岩手県釜石市に生まれた高橋克彦は、
私立岩手中学校・高等学校、早稲田大学に学び、
1983年『写楽殺人事件』で第29回江戸川乱歩賞を受賞し
36歳で文壇デビューしました。
その後、現在に至るまで百数十冊に及ぶ著作を発表し、
1986年 『総門谷』で第7回吉川英治文学新人賞
1987年 『北斎殺人事件』で第40回日本推理作家協会賞
1992年 『緋い記憶』で第106回直木賞
2000年 『火怨』で第34回吉川英治文学賞
2002年 岩手日報文化賞
2012年 日本ミステリー文学大賞
2013年 第2回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞
を受賞するなど、幅広い分野に亘る作品が高く評価されています。
また、NHK大河ドラマ「炎立つ」(1993年)、「北条時宗」(2001年)はじめ
著書を原作とした映画・ドラマも多く、
2002年には第53回NHK放送文化賞を受賞しています。
小説家としての貌だけでなく、浮世絵やレコードのコレクター、
今や岩手の冬の風物詩となった「盛岡文士劇」復活の発起人、
昭和の暮らしを振り返る展覧会「盛岡・ぼくらの時代展」
(2003年/もりおか啄木・賢治青春館)のプロデュース、
失われゆく盛岡の風景を自ら撮影し
幻想的な着色を施した「真景錦絵」の発表など、
執筆活動にとどまらない精力的な活動も多くの人の知るところです。
本展では、作家・高橋克彦の業績を
【歴史小説作家】、【ミステリー作家】、【SF作家】、
【怪奇小説作家】、【写真家】、【浮世絵研究家】と
6つのコーナーで紹介し、その多面的な魅力を明らかにします。
■■■ 関連行事 ■■■
■「対談 高橋克彦 × 斎藤純(作家・当館芸術監督)」
9月27日(土) 13:30? 聴講無料
会場/石神の丘美術館ホール
終了しました
■高橋克彦原作 朗読劇「愛の記憶」
10月12日(日) 14:00?(上演時間約30分) 入場無料
盛岡を舞台にした、記憶シリーズの同名短編小説を原作とした朗読劇です
会場/石神の丘美術館ホール
朗読:坂口奈央(元めんこいテレビ アナウンサー)、伊勢二朗(劇団赤い風)
ピアノ:山本範子(山本音楽教室主宰/岩手町)
協力:特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター
終了しました
■「対談 高橋克彦 × 松本伸(写真家)」
11月1日(土) 13:30? 聴講無料
会場/石神の丘美術館ホール
終了しました
■高橋克彦原作 朗読劇「さるの湯」
11月2日(日) 14:00?(上演時間約50分) 入場無料
盛岡を舞台にした、記憶シリーズの同名短編小説を原作とした朗読劇です
会場/石神の丘美術館ホール
朗読:伊勢二朗(劇団赤い風)
ピアノ:長谷川恭一(作曲家)
協力:特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター
終了しました
■岩手町立図書館 × 石神の丘美術館コラボ
本展にあわせ、岩手町立図書館では、高橋克彦さんの本を展示・貸出します
協力/岩手町国際交流協会
******************************
高橋克彦 一人六人展
この展覧会は終了しました
会 期:2014(平成26)年 9月27日(土)?11月3日(月・祝)
開館時間: 午前9時から午後5時(入場は4時30分まで)
●9月27日(土)は、午前11時から開場式を行い、正午より一般公開します
休 館 日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合翌日)
入 場 料: 一般 300(240)円/大・高生 200(160)円/中学生以下無料
●( )内は20名様以上の団体料金
●障害者手帳の交付を受けている方は無料、介助者(1名)は5割引です
●75歳以上の方は5割引です 受付に年齢が確認できるものを提示ください
●町民割引 町民であることを受付に提示すると2割引です
●このチケットで館内展示と屋外展示場をごらんいただけます
○《東北文化の日》10/25(土)、26(日) 《文化の日》11/3(月・祝)は観覧無料です
————————-ーーーーーーーーーーーーーーーーー
追記
9月27日(土)、午前11時から開場式を行い、
テープカットの後、展覧会のスタートです。
中央 高橋克彦さん
右 西田拓広さん(石神の丘美術館友の会会長)
左 民部田幾夫館長 岩手町長
午後1時30分からは、
「対談 高橋克彦×斎藤純(当館芸術監督)」を開催。
展覧会のタイトルにもある「一人六人展」への思いなどについて
お話を伺いました。
歌手になりたかったという高橋先生の美声も披露され
大いに盛り上がりました。
対談終了後は、展示室にて
展示品についてお話をいただきました。
今回の展覧会では、著書や直筆原稿、文学賞受賞記念品などの展示だけでなく、
高橋克彦コレクションも紹介しています。
こちらはそのひとつ、怪談映画ポスターです。
さらに、盛岡で撮影した写真をデジタル加工した写真作品も
展示しています。
写真であり、浮世絵のようでもあるこのシリーズは
「真景錦絵(しんけいにしきえ)」と名付けられています。
この展覧会は、11月3日(月・祝)まで開催します。
【東北文化の日】10月25日(土)、26日(日)
【文化の日】11月3日(月・祝) は観覧無料です。