4月15日の屋外展示場。
4月も半ばですが、
日陰にはまだとけずに残っている雪があります。
昨秋からの落ち葉や枯れ草で
あたりはまだ枯葉色が中心ですが
あちらこちらの小さな変化から春の訪れが感じられます。
ちょっとだけ顔をだしているあざやかな緑色は
シラネアオイの葉です。
この後4月下旬から5月にかけて
「山野草の女王」とも呼ばれる美しい薄紫色の花が咲きます。
(ほんとうは花ではなく、ガクなのだそうです)
冬の間、保護シートに覆われていた
《ウミシカ》の冬がこいが外されました。
「ウミウシ」と「カモシカ」が融合した作品で、
当館のために制作されたものです。
作者の眞壁廉さんが当地を訪れたとき
屋外展示場に「カモシカ」が現れたことが
制作のきっかけになったのだそうですよ。