美術館のホールでは、
現在開催中の
「北海道鹿追町 神田日勝記念美術館 馬の絵作品展 巡回展」
にあわせ、「岩手町・馬にまつわる資料展」を開催しています。
かつて馬産地として栄えた岩手町の様子を
写真や文献資料で振り返ることができます。
展示品の中から、一つをご紹介します。
写真に写っているのは、岩手町・沼福寺(じょうふくじ)に伝わる
馬の蹄鉄(ていてつ)です。
沼福寺には、立派な馬の墓があり、
ここに御馬・瀧澤がねむっています。
御馬・瀧澤は、明治14年、天皇が東北・北海道巡幸の際、
旅を支えていた馬ですが
この地で病死したために、手厚く埋葬されました。
馬の御墓とは、なかなかめずらしいものではないでしょうか。
展示は23日(木・祝)までです。
どうぞこの機会にご覧ください。