2007年2月3日(土)〜25日(日)

第7回発掘された岩手町の遺跡展 〜黒内地区における縄文文化〜

岩手町の県指定史跡
毎年恒例の展覧会「岩手町埋蔵文化財展」は、
岩手町の遺跡から出土した遺物を紹介するものです。
 今年は、岩手町にある3つの県指定史跡

《浮島古墳群 うきしまこふんぐん
《仙波堤遺跡 
せんばつつみいせき
《今松遺跡
 いままついせき

を紹介します。
これら3つの史跡は、当時一方井小学校に教諭として赴任していた小田島禄郎(おだしまろくろう)氏が学会に発表したことから注目されるようになり、調査が進められるとともに、地域の住民の方々の協力のもと保護されてきました。

  浮島古墳群からは、昭和32年の調査で直刀(ちょくとう)、刀子(とうす)、ガラス玉などが出土しています。また、仙波堤遺跡、今松遺跡からは、昭和43年の調査でロクロを使用しない土師器(はじき)の壷(つぼ)や甕(かめ)ほか土製の勾玉などが出土しています。
 
 7世紀末から8世紀前半にかけての社会を伝える遺跡に触れ、当時の生活に思いをはせてみませんか。


















今松遺跡出土土師器

仙波堤遺跡出土土師器

浮島古墳群

会期終了