収蔵作品展 版画のいろいろ
澤口健 佐藤勝馬 藤沼源三 橋本正 海野経

2006年4月8日(土)〜5月21日(日)

澤口健 『手代森からの岩手山』 油彩/画布
1992-93年頃 38.0×44.5cm 個人蔵

奥羽山脈と北上高地が南北にはしり、この二つの山系の間を北上川が流れる岩手。画家たちは、豊かな自然に囲まれたこの地を、それぞれの表現方法でキャンバスに残してきました。

この展覧会では、岩手県ゆかりの5名の画家が描いた、岩手の風景を紹介します。岩手山や中津川、三陸海岸などふるさとの美しい姿を今一度見つめなおす機会となれば幸いです。

なかでも、岩手町出身の画家、澤口健の作品は特設コーナーを設け紹介します。澤口は岩手山を描いたことで知られます。作品の多くは個人所蔵家のもとにわたり、作品を一同にあつめ紹介する機会は長らくありませんでした。今回は、油彩作品だけでなく、水彩画、切手や岩崎橋(岩手町)欄干デザイン画なども展示します。町民はじめ多くの方々にご覧いただきたいと思います。

本展を「part1」とし、来年度以降も岩手の画家による風景作品を紹介する展覧会を行う予定です。

会期終了