戸村茂樹銅版画展

Shigeki Tomura 1970-2005

戸村茂樹銅版画展

 北の作家シリーズ第9弾として、戸村茂樹さんの版画家としての歩みを紹介する展覧会を開催します。1951年、青森県八戸市生まれの戸村さんは、1976年に岩手大学特設美術科を卒業後、盛岡を拠点に活動を続けています。

 作品に多く登場する自然の光景は、いつかどこかで目にしたことのあるもののように感じられ、作品から個人の記憶や体験が呼び覚まされるかのようです。

 今回は、1970年から2005年まで、およそ80点の作品によって戸村さんの銅版画作品の軌跡をたどるとともに、銅版画の様々な技法(ドライポイント、エッチング、アクアチント、メゾチント)の表現効果にも注目し、魅力溢れる版画の世界を紹介します。

□関連行事□
対談 戸村茂樹×六岡康光
(当館芸術監督)
9月3日(土) 13:00〜 美術館ホールで行われました

2005年9月3日(土)〜10月10日(月・祝)

展示室では、1970年から2005年までの作品80点を、おおよそ年代順に紹介しています。
年代とともに深化してゆく戸村さんの作品世界をぜひゆっくりご覧ください。
ガラスケースでは原版や制作道具、技法による表現効果の違いなどを紹介しています。
いろいろな技法、さまざまな工程を経て出来上がる銅版画について詳しく知ることができますよ。

会期終了