2007年3月6日(火)〜4月22日(日)

 当館の収蔵品の中から、岩手町出身の齋藤忠誠(1926-1985)の油彩画を中心に、岩手県にゆかりのある作家の作品に焦点を当ててご紹介します。

 絵はがき(当館ショップコーナーで販売中)になっている齋藤忠誠の代表的な油彩画5作品をはじめ、今年度新しく収蔵品に加わった県人の作品を一部展示します。
石神の丘美術館
コレクション展
―県人作家を中心に―

齋藤忠誠
《顔A》
1950年 画布/油彩
116.5×91.0cm

齋藤忠誠  SAITO Chusei
1926-1985

1926(大正15)年、岩手町生まれ。1950(昭和25)年、多摩造形芸術専門学校を卒業後帰郷し、1957(昭和32)年、岩手町在住者を主体とした美術団体「エコール・ド・エヌ」を創立した。1972(昭和47)年彫刻家・高見泰蔵らと岩手町産黒御影石を生かし石彫制作会を実施。これをきっかけに、1973(昭和48)年から「岩手町国際石彫シンポジウム」を企画、開催。1982(昭和57)年にパリで個展を開催、1983(昭和58)年に、岩手県優秀美術選奨を受賞するなど、地域の美術振興に尽力しながら、自身の制作も精力的に続けた。

会期終了