齋藤純監督の就任について

平成5年に開館した岩手町立石神の丘美術館は、平成14年に「道の駅・石神の丘」の新設にともない、大規模な改修工事を経てリニューアルし、これまで地域密着型の美術館として活動を続けてまいりました。
芸術監督の職は、平成13年より石神の丘美術館建設総合コーディネーターとして、翌年からは、石神の丘美術館芸術監督を務められた六岡康光(むつおか のぶあき)氏が、昨年の7月にご逝去されたことから、空席となっておりました。

この度、新たな芸術監督として盛岡市在住の作家・斎藤 純(さいとう じゅん)氏を招聘し、その指導のもと新しい視点から美術館活動の充実、町内の文化資源の発掘を図り、特色ある文化事業を実施していくことが可能になると考えており、本年4月から週1回程度の勤務を予定しています。

斎藤氏は、1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』で作家デビュー。1994年、「ル・ジタン」で第47回日本推理作家協会賞短編部門を授賞。美術品オークションを舞台にしたフジテレビ連続ドラマ原作『モナリザの微笑』や美術館を舞台にした恋愛小説『凍樹』、『暁のキックスタート』などのオートバイ小説、ノンフィクション(エッセイ集など)に『ペダリスト宣言!』、『オートバイの旅はいつも少し寂しい』などがあります。

また、岩手県立美術館協議会副会長、花巻市萬鉄五郎記念美術館運営委員、盛岡市文化振興事業団アドバイザー、「街もりおか」編集長等も務めるなど、多岐にわたる実績をお持ちのほか、美術や音楽、街づくりなど幅広い活動を行っており、ご母堂の出身地は岩手町沼宮内で本町にゆかりの方でもあります。

文化行政に対する要望や期待が高まる中、斎藤氏を芸術監督にお招きすることで、本町の文化行政の充実をさらに進めてまいりたいと考えております。


平成21年3月11日

岩手町立石神の丘美術館
館長 岩手町長 民部田 幾夫

斎藤 純氏のプロフィール

氏   名 斎藤 純(さいとう じゅん)
生年月日 1957年1月5日(52歳)
出   身 岩手県盛岡市
学   歴 立正大学文学部哲学科卒
経   歴 1985年 FM岩手入社
1988年 『テニス、そして殺人者のタンゴ』で作家デビュー
1991年 作家として独立

日本ペンクラブ環境委員、岩手めんこいテレビ番組審議委員、
岩手ケーブルテレビジョン番組審議委員、日本観光協会振興アドバイザー、
岩手県立美術館協議会副会長、花巻市萬鉄五郎記念美術館運営委員、
日本ツーリング写真家協会顧問、NPO法人いわて景観まちづくりセンター理事、
盛岡自転車会議代表、盛岡市行財政構造改革推進会議委員、
盛岡市文化振興事業団アドバイザー、お城を中心としたまちづくり懇話会委員

日本推理作家協会会員、日本文藝家協会会員、世界自然保護基金会員、
日本自然保護協会会員、岩手自然保護協会会員

「街もりおか」編集長

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